ドローポーカー


ドローポーカー
作品内でのルールはおそらくこれに準じたものと思われます。
通常ルールと大きく異なっているのは、
カード交換前と交換後に、プレイヤー全員で
掛け金を決めるセクションが存在することです。
特に交換後のセクションはプレイヤー同士の心理戦であり、
相手がどのような役を作っているのか、
役が弱いので手堅く降りるか、
それともハッタリをかまし大きく賭けて他のプレイヤーを下ろすか、
そして、いかに戦法が相手に読まれないようにするか……
運以外に度胸も試されるゲームと言えるでしょう。


プレイヤー数   通常ルールと同じ
他に用意するもの  チップ

1.各プレイヤーに5枚ずつカードを配る。

2.掛け金第1決定セクション。
 一人一枚ずつチップを置いてから開始。
(2回目以降のプレイでは、前回の優勝者からセクション開始)
 なお、このセクションで使用する言葉は以下の通り。

・チェック:(掛け金が全員揃っている状態で)
      掛け金を増やさず、次の相手へと発言順番を回す。
      なお、これを宣言した場合、
      以降はコール(後述)以外の発言を認められない。

・ベット:一番最初に発言するプレイヤーのみ、
     掛け金を増やすときに発言できる。
     なお、ベットと発言したあとはチップの枚数も言うこと。

・レイズ:二番目以降のプレイヤーが、掛け金を増やす際に発言する。
    (一番目でも二周目以降なら『レイズ』と発言すること)
     ベットと同じく、言った後はチップの枚数を言うこと。

・コール:誰かが進言した掛け金に従って賭けること。
    (つまり、誰かが『ベット』or『レイズ』した後に限る)
     コール時は提示された最高金額に従ってチップを出すこと。
     なお、一度でもコールを発言した場合、
     以降はコール以外の発言は認められない。

※ダウン:勝負を降りること。
     これを発言すると必ず負けとなるが、
     それ以上の掛け金を払わなくて良い。
    (例えば、チップ10枚で降りた場合、それ以上の金額が
     提示されても、提示する必要はない。
     それ以前に賭けたチップ10枚は回収不可)
     フォールドという言い方もあります。

これを全員の掛け金が同額になるまで繰り返します。
(ややこしいと思ったら、レイズとコールだけで良いかも)

3.手札交換(ここでの相手の表情が案外重要……かも?)

4.掛け金決定第2セクション
 第1セクションで一番高い金額を提示した人から開始。
 第1セクションと同じ様に進めていく。
 ここでハッタリをかけるもよし、手堅くいくもよし、
 負けと思ったら降りるもよし……
(案外低い手でも勝てる場合多いですよ、これ)

5.掛け金が同じになったら手札オープン。
 一番強い役のプレイヤーが賭けられた全チップを回収し、
 ゲームを再開する。


掛け金決定セクションの具体的状況説明
状況例:掛け金決定第2セクション。プレイヤーはABCDEの5人。
 現在の掛け金、チップ10枚ずつでA→B…と回るとしますと…

A:「ベット12枚」を宣告。Aの掛け金、10枚→12枚
B:「コール」を宣告。Bの掛け金、10枚→12枚
C:「レイズ16枚」を宣告。Cの掛け金、10枚→16枚。
D:「ダウン」を宣告。Dの掛け金、10枚のまま。
E:「コール」を宣告。Eの掛け金、10枚→16枚。
A:「コール」を宣告、Aの掛け金、12枚→16枚。
B:「コール」を宣告。Bの掛け金、12枚→16枚。

その後、D以外手札公開→勝敗決定。

※場に出されている掛け金が自分の残金より多い場合に「コール」を宣告すると、
 自動的に持ち金を全部賭けることになります。

(なお「レイズ、全部」と言った場合、その後の「コール」は
 自動的に持ち金全賭けになると思われ)


2巻、船内においてのポーカー
2巻後半、少しルールの違ったポーカーが登場しています。
ある程度はドローポーカーに準じているのですが、
手札の一枚が相手に常に見えているのが特徴です。
(要するに、手札一枚公開状態)
つまり、金額決定セクションにて、相手の役を
ある程度把握して、プレイ出来るわけです。
一応、ここでのルールを補足程度に予想してみますと。

・始めに配る際、初めの一枚(または終わりの一枚)のみ、
 絵札を表にしてプレイヤーに配る。

・相手に公開している手札を交換する場合は、
 山札から一番目(または最後)に引いたカードを
 絵札が表になるようにする。


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