棄てられし『モノ』達 |
原案:肉まんさん
名前:ダスツ キャッチコピー:棄てられし『モノ』達 性別:不明 年齢:不明 身長:2m強(変動可) 体重:3t弱(変動可) 国籍or出身世界:Recover Centuryより遥か以前の世界 血液型:無し 特技:歌(ラジオから流れ出す) 好きなもの:廃棄物 嫌いなもの:人 大切なもの:不明 苦手なもの:生ゴミにたかる虫 格闘スタイル:ゴミを操る力 イメージCV:遠藤綾 ■外見 大量の廃棄物で体を構成している、いわばゴミの群体。 戦闘時は人型に形成し、両手足はパイプ等をベースに小型機器やネジ等で構成、 胸は冷蔵庫、腹は乾燥機に複数の廃棄物で固められ、首元には小型のラジオ、 頭にあたる部分は大型のブラウン管テレビが鎮座し、画面には砂嵐と目玉が映されている。 ■出身世界設定 戦争によって荒廃するより遥か前、 まだ空が青く平穏が保たれていた頃の世界。 高度経済成長が進み、より快適な生活のためにさまざまな開発が進む一方、 その過程で生まれる廃棄物、新しい製品によって不要とされた中古品など、 それらの影響による環境破壊を始めとした問題が注視されている。 ■所持能力設定 制限はあるが廃棄物を自在に操る力を有する。 どういう訳か廃棄物が機械等に限り、ある程度条件が揃うと原動力の有無に関わらず、 その機械として本来の力を発揮することができる。 (テレビやラジオに至ってはその世界で放送される事はあり得ない番組や過去の情報が受信される) ただし、その機械本来の領分を超える力は使えない。 (冷蔵庫から絶対零度の冷気吐き出す等、奇天烈な力は発揮できない) 故に『それら』が主に行使する力は、専ら『形作って操って叩き潰す』ことになる。 ■リスト内容 MO-88937-NH RiskRanking:A+ 当個体は、MOのカテゴリ内でも謎の多い個体と言わざるを得ない。 最大の特徴は廃棄物によって形成されていることである。 外皮が岩の様に硬いMOは捕獲例があるが、 当個体は外皮だけでなく、全身が廃棄物で形成されている。 それは体をバラバラに分解して攻撃する様子から見て取れる。 故に生物の範疇からは明らかに外れており、 当組織、Wish以外の第3組織による無差別兵器や、 未発見の能力者が操っているとする説も出ているが、特定には至っていない。 また、体を構成する廃棄物に旧時代のものが 多く含まれていることも確認されており、 この個体の究明に足止めをかけている状況である。 現在判明していることは、体の構成物や大きさによって、 こちら側の攻撃が通用しにくいこと、 無差別に人間を襲っていることである。 被害例も多数あることから、破壊を優先すべき個体の1つとするべきだろう。 以上を鑑みて、ランクはA+とする。 ■その他設定 現在より数ヶ月前に姿を現した異形のIrregular。 周囲のモノを巻き込んで操り、多くの人間を無差別に襲うため、 Backer等の組織から危険視されている。 『ダスツ』という呼称は文字通り、複数の廃棄物が形成している姿から、 一部の者が蔑称として呼んでいたものが広まっている。 その目的や経緯は一切不明。 ある者は一部テロ組織が作り上げた最新兵器と言い、 ある者は度重なる環境破壊から、モノに魂が宿り復讐に出たのだと主張し、 ある者は遠隔操作を得意とする能力者が裏で糸を引いているのだと力説する。 だが実際のことは誰にもわからない。 この得体の知れない怪物がどこに向かっていくのかすらも。 ■キャラストーリー ―とある世界の物体aが別の世界Aに飛ばされる確率、推定50億分の1 樹海の中はひどい有様だ。 不法投棄されたゴミの山、生ゴミは腐り、机はコケが生え、 冷蔵庫やレンジの金属部分はさびが全体に広がり悲惨な状況にある。 また一人、いらないモノを棄てにきた足音が聞こえる。 新しく性能の良いモノに買いかえるため、でも粗大ゴミは金も手間もかかる。 大方そんな理由で大型のテレビを棄てにきた彼。 乱暴に投げ棄てると、衝撃で画面が割れてしまった。 ―物体aが異世界Aの物体bに遭遇する確率、推定5億×50億分の1 テレビが棄てられて数日がたった。 ブラウン管が破損して空洞が見えるテレビ。 その中にひとつ、小さな石のようなモノが転がり込んだ。 異世界からの来訪者とも言えるそれは、着実に、かつ確実にモノたちを侵食していき、 目覚める時を心待ちにしているように脈動する。 ある日、ゴミの山が樹海から消えた。 ―物体a、bが異世界Bに飛ばされる確率、推定50億×5億×50億分の1 「これ、何だと思う?」 「あ、なんかの文献で見たな、だいぶ昔のテレビだよこれ」 「すげえな掘り出し物じゃね?」 「ほとんど化石みたいなやつだけどな、でもさっきこんなのあったっけ」 「そうなんだよ、さっき物音が聞こえてさ、振り向いたら見つけた」 「なにそれこわいな」 「…それにしても妙に状態いいんだよなこれ」 「そうだな、修理しだいでつかえんじゃね?」 「無理だろ、型式が古すぎる」 砂色の空の下、二人の若者が話し合うなか、 突如、息を吹き返したかのごとく、ブラウン管の画面から砂嵐が映し出された。 ―異世界Bで物体bが『覚醒』する確率、算出不可 ■個人通常システム 2段ジャンプ…無 空中ダッシュ…有 空中ダッシュ時はくらい判定が増大、速度も大して速くはない。 ■パーソナリティ概要 ・頑強 地上で通常技、特殊技を食らっても、3発までなら仰け反らない(スーパーアーマー)うえに、 カウンターヒット時のダメージ計算が適用されず、通常ヒットと同じダメージ量になる。 ただし必殺技、オーバードライブの場合は逆に受けるダメージが若干上昇する。 ■性能傾向 全キャラ随一の攻撃力とリーチを誇り、 短所もあるが強力なパーソナリティによる高い防御性能を持つ。 高威力の投げや牽制力の高い必殺技でゴリ押しも可能だが、 基本的に鈍重でコンボはろくに繋がらない、くらい判定が大きい、 空中戦や飛び道具には圧倒的不利、など課題は多い。 ■通常投げ embrace/6+C バラバラになって相手周囲を取り囲み、包んで圧し潰す。 その場に崩れ落ちるためにダウン回避不可。 high and high/6+D 両腕にあたる部位でつかみ上げ、後ろに放物線を描いて投げ棄てる。 ■特殊技 4+B 足に当たる部位で前方の地面を踏みしめる。 最初の振り上げで中段判定、踏みしめで下段判定という2連攻撃。 ただし出だしが遅く、間隔も広いので見切られやすい。 3+C かがんだ状態から腕に当たる部分を大上段から振り下ろす。 縦の攻撃判定が広いので対空にもなるが、若干くらい判定の広さが上回っている。 ■フェイント動作 crawlingのバラバラに分かれる動作のみ。 空中判定になるのでパーソナリティが適用されなくなるが、 下段判定の技が当たらなくなる。 ■必殺技 plays/レバー一回転+AorC コマンド投げ。 腕に当たる部分を鞭のようにしならせて足元を払う、 そのまま足を絡めとり、後ろの地面に叩きつけてから前方に投げすてる。 Aは出がかりが早く、Cは有効範囲がやや広い。 また、投げすて時にステージ端に近かった場合、バウンドを起こして追撃が可能になる。 brush/236+AorC Aで右腕を前方に、Cで左腕を足元に向かって振るう。 リーチが驚異的に長く、投げを警戒する相手に対して有効だが、 やはり出だしがワンテンポ遅いことと、Aは一部キャラ以外しゃがまれると当たらないほど打点が高い。 crawling/632146+BorD 人間形態を解いてバラバラになり、 宙を浮いた状態から瞬時に突進をかける。 威力もあるがガード耐久値を大幅に削り、気絶値も高く、 B版は最初のバラけが地上判定になっているのでパーソナリティも適用され、 D版は突進部分のみ必殺技以下の攻撃に対して常時相殺判定がつく。 (突進の出始め以外はオフセットキャンセルは適用されない) ただし出だしも終わりも極端に隙が大きく、ガード時に壁際にいたりすると圧倒的に不利。 しかもD版は打点が高く、やはり一部キャラ以外にはしゃがまれると当たらない。 splash/214+BorD 前方に飛びかかった後丸まり、そのまま地面に落下する。 飛び掛り時に攻撃判定はなく、落下した地面に攻撃判定が出る。 ボタンで距離が変わる。 ■オーバードライブ selfish boy/レバー2回転+AorC playsの強化版。 捕まえた相手を地面に叩きつけ、今度は上空に放り上げる。 自身をバラバラにして竜巻状に回転し、相手に襲い掛かった後、 頭のテレビが相手を地面に叩き落す。 ボタンによる性能の違いはplaysに準ずる。 broken blocks/214214+BorD 人間形態を解いてバラバラになり、画面外まで飛び上がって前方の地面に落下する。 発生は遅いが技の開始時から無敵がつき、 飛び上がりにも攻撃判定がついているので先読み対空にも使える。 ボタンによって落下する位置が変わる。 ■台詞集 『』内はノイズなどのSE ・登場演出 『ピーッ ガガガッ ザザッ ザー……キュルルル…』 (上空から大量の廃棄物が落ちてくる。最後にテレビが上にのり、ノイズとともに人型に形成。 テレビには砂嵐と目玉が映りこむ。) ・各種必殺技 embrace(台詞無し) high and high「キャハハ……ッ」 plays(※) brush(※) crawling(※) splash(※) selfish boy(回転攻撃中)「The tornado is furious in the granary area…」 broken blocks「Warning…warning…this block was isolated. 」 ※内には以下のような台詞がランダムで現れる、もしくは無言 「メーデー!メーデー!こちら89番隊応答せよ!」 「国内で起きる交通事故件数は、年々増加の一途をたどり…」 「本日のゲストはこの方『ガガガッピーッザー…』さんです!」 「左手は軽く、卵を持つような感覚でやさしく握ってください」 「It doesn't hesitate, it advances, and it is in your hand the glory…♪」 ・ファーストダウン 「Restoring…please wait…(ピーッガガガッ)…Reactivation.」 ・ファイナルダウン 『ガガガガッ キュゥー……ン……』 (バラバラになるとともにテレビの画面が割れる。) ・勝利台詞 (通常1本目) 「Do not fear it… Do not turn around… Victory is in the sence!」 (通常2本目) 『キュルル…キィィ…ィィンッ』 「呼んでる……誰かが呼んでる…」(低確率で発生) (バラバラになった後飛び上がり、画面外へ消える) ・勝利画面 「警告する…直ちに投降せよ……警告する…」 「この番組は、『ピーッザザーッ』の提供でお送りしました。 また来週、お会いしましょう」 「You might feel that the current world is eternal♪ However, the reality suddenly visited denies it…♪」 低確率で発生 「…聞こえる…誰…?……僕たちを呼んでるのは……誰…?」 ■ステージ <廃棄物処理場跡> 現在は活動を停止している廃棄物処理場。 砂色の空の下、建物と煙突、山済みにされたゴミを背景に戦う。 一部の住処を失った人間などは、ここで「宝探し」をしては生活の糧としている。 ・CPU戦演出 処理場とゴミの山を上空から見下ろすアングルから、 一部のゴミの山が右からスクロールされて映される。 更にその一部、山に埋もれたテレビが映し出され、ノイズとともにテレビ画面に砂嵐。 直後ゴミの山を見上げるアングルに切り替わり、山から多数の影(廃棄物)が空に飛び上がる。 その後VS画面へ ■ステージ音楽 ・Garbages 金属音のような無機質なサンプリングとドラムンベースの融合。 規則正しく鳴り響く『ハンマーで金属を叩いているような音』 から始まり、 曲が進むにつれサンプリングや無数の音が重なり、焦燥感をあおるテンポの速い曲調となっている。 |
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